小松YEGとは
小松商工会議所青年部は、次代の地域経済を担う後継者の相互研鑽の場として、また青年経済人として、資質の向上と会員相互の交流を通じ、自社の企業発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的として活動しています。
商工会議所青年部「YEG」とは
「YEG」(若き企業家集団)とは商工会議所青年部の英語名(Young Entrepreneurs Group)の頭文字をとったもので、同時に商工会議所青年部の持つコンセプト(若さ、情熱、広い視野)を持った経営者=Youth,Energy,GeneraListを表している。
会長挨拶
2024年度 小松商工会議所青年部会長 廣田 有希雄
スローガン『Take a step forward』~ 新たな文化の創造に向かって ~
1月1日に令和6年能登半島地震が発生しました。被災されました皆様の安全と健康を心よりお祈り申し上げます。全国のYEGから能登への支援や励ましを目の当たりにし、いま改めてコミュニティの力を実感しています。
「すべては必然であり、必要であり、ベストなタイミングで起こる」を大会テーマに掲げ、ALL ISHIKAWAで復興大会として加賀能登國いしかわ小松大会を通して研鑽と交流と互助を大いに経験し、私たちは青年経済人として成長していることは間違いありません。
地域や行政などの周囲からの期待も高まり、私たちは小松YEGとしての自覚を持ち、立ち居振る舞いに配慮し、意識を持って行動することを念頭に中期ヴィジョン (2022-2026)に掲げている基本方針「ひとづくり」「組織づくり」「まちづくり」の推進に向けて前に進みます。
いま、小松市は新幹線開業を経て大きなチャンス、転機を迎えているタイミングです。まさにその好機に小松YEG 、小松市を中心とした事業や仕事に関わっているということは大事なことであり、まさに「Right time, Right place.」適切なタイミングに適切な場所にいるということであると感じます。
全国大会への取り組みや活動を通して一人一人の意識や個人の資質は大きく向上しました。自分のためだけという意識は既に通り過ぎ、周りの人のため、地域のため、さらには日本のためというところまで思考が及ぶようになった方々もいることと思います。
その私たちが真剣に考え行動することで小松市、そして地域は確実に良くなります。目の前のことからもう少し先のことを、さらにその先のことも考えて実践していく絶好の機会です。
家族、仕事、そして仕事以外の時間を誰と過ごし、何を為すために使うのか。人との関わりこそYEGで得られる重要なことのひとつであり、結果やモノだけに留まりません。
さて、日本でも海外でもコロナ対策の経済政策としてマネタリーベースを拡大し過ぎた結果、インフレ(希薄化による通貨安)が起きています。通貨の価値を上げる対策は利率を上げることですが、アメリカと違い日本は出口戦略なき異次元緩和のため容易に利率を上げることができません。その結果もあり日本円は大きく下がっています。日本がいまでも「ものづくり大国」のままなのであれば、歓迎されるのかもしれません。しかし自国通貨安はじわじわと社会に痛みを広げます。新紙幣となるタイミングでいま一度、青年経済人として日本円について知り、理解を進めることで資本主義(キャピタリズム)のその先を想像し、昭和的な資本主義ではないシェアリズム、持続可能な経済やメタバース内経済への対応もできるのではないでしょうか。
私たちは常に学び、そして新しいものを取り入れる柔軟さを持つ必要があります。変えるべきものと変えてはならないものを判断するためにも日々の思考と行動が大事です。
小松YEGでの委員会活動、また例会や交流会を通じて各々がナラティブを持って有意義な時間を過ごし、そして地域のためとなるYEGになることを目指し、魅力溢れる地域づくりのため一緒に進んでまいりましょう。
綱領
商工会議所青年部は、地域社会の健全な発展を図る商工会議所活動の一翼を担い次代への先導者としての責任を自覚し、地域の経済的発展の支えとなり、新しい文化的創造をもって、豊かで住みよい郷土づくりに貢献する。
指針
われわれ青年部は
一、地域を支える青年経済人として 先導者たる気概で研鑽に努めよう。
一、国際社会の一員であるべき 国際人としての教養を高めよう。
一、豊かな郷土を築くために 創意と工夫 勇気と情熱を傾けよう。
一、文化を伝承しつつ 新しい文化の創造に向かって歩を進めよう。
一、行動こそ時代を先駆けるべき青年の責務と信じ、力を合わせ国の礎となろう。